俳優のニコラス・ケイジさんは、とても個性があります。
主演する作品も
アクション映画からサスペンスまで実に幅広いです。
そこで、日本にも馴染みが深いニコラス・ケイジさんの
主演した名作映画を独自な視点で振り返っていきたいと思います。
では、行ってみましょう。
ザ・ロック
侵入も脱出も不可能な連邦刑務所として名を馳せたアルカトラズ島、
出典 : ザ・ロック / Amazon(アマゾン)公式サイト
別名ザ・ロック。海兵隊のアメル准将(エド・ハリス)を中心とするテロリストが
アルカトラズ島を占拠。観光客を人質に、兵器庫から奪った最新兵器を
装備し、政府に1億ドルの要求を突きつけた。タイムリミットは40時間。
極秘司令でこの鉄壁の要塞に挑むのは、
FBIの化学兵器専門家、グッドスピード(ニコラス・ケイジ)と、、、
アクション映画の傑作と呼ばれる作品です。
主演する俳優陣がまた個性的で豪華な顔ぶれです。
エド・ハリスの演じる准将が非常にカッコよく
悪役に抜擢してストーリーを形成するのは
流石に、マイケル・ベイ監督の為せる技だと思います。
この作品は、
エド・ハリス、ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジと
3人の軸をしっかりと芯にして、役割を演じきっているのが
特徴的で印象に残っています。
ストーリー中盤頃からラストにかけて
ハラハラ・ドキドキの展開で目が離せません。
ヒューマン的な要素も多数ストーリーに加えて
観客を飽きさせない工夫も随所に散りばめられています。
Amazon、
で配信されています 。
フェイス・オフ
幼い息子を非情なテロリスト、キャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)に殺されたFBI捜査官ショーン・アーチャー(ジョン・トラボルタ)。激しい銃撃戦の末、ついにトロイを捕らえるが、頭を打ち昏睡状態に、、、。
出典 : フェイス・オフ/Amazon(アマゾン)公式サイト
ジョン・ウー監督のアクション超大作です。
ニコラス・ケイジは「アクション映画」にヒット作品が多い印象があります。
その中でほっこりする「ニューマン的」な要素を付け加えると無双な感覚があります。
この作品は脚本がとても秀逸で
見るものを飽きさせない工夫を多数仕掛けています。
例えば、ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの「顔」が
入れ替わり、悪役と善人の両方を2人の役者が
巧みに演じ分けるのがとても面白いです。
ハラハラ・ドキドキはもちろんのこと、
オトナの要素の描写は、独自な雰囲気(世界観)を醸し出し
「エンタメ的」な部分は流石だなと感じています。
アクション的な刺激感があり、ヒューマン的なほっこりもあり
ラストは安心して「ホロリ」とさせてくれる作品です。
Amazon、
で配信されています。
リービング・ラスベガス
ハリウッドで売れっ子だった脚本家だったベンは酒が原因で会社をクビになり、
Wikipedia
金銭面で救いを求めた友人にも拒絶され、妻子も逃げていった。
ベンは会社からの退職金がわりの小切手を手にしたことで、
死ぬまで酒を飲み続けようと決意し、映画の街ロサンゼルスから、酒を24時間飲めるカジノの街ラスベガスに車を走らせ、廃れたモーテルに滞在する。
約20年程前にこの映画を鑑賞しました。
当時この作品を観て、新鮮な感覚とエロティシズムを評価して
星5点満点中の4点を付けました。
そして最近になりこの作品の
レビューを執筆するために、再度鑑賞しました。
結論から先に述べると、星2点ですね。
ごめんなさい、酷評します。
本作品は
酒に溺れて、身を滅ぼす半自叙伝的な内容です。
「アルコール中毒者」と「高級娼婦」のロマンスを忠実に再現して映像に残しました。
約20年の間に「お酒」に関わるたくさんのトラブルや健康被害を
自分の周辺で実際に見聞きしてきました。
お酒を飲むのは個々人の自由ですが、
これ程までにお酒に溺れて
かつお酒に操られて
身を滅ぼしていくのを鑑賞していて
あまり「心地よい気分」になりません。
お酒とは、程よく「スタンス」を保って
楽しく適度に嗜むものです。
wikiを引用すると
映画化が94年3月に決定したが、その2週間後となる4月10日にジョンは拳銃で頭を打ち抜いて自殺した。部屋に残されていたのは、ピザの箱と半分空になったウォッカのボトルだけだった。享年34歳。
Wikipedia
こういう本が話題になっているので紹介しますね。
本作品でニコラス・ケイジは
第68回アカデミー賞で主演男優賞、第53回ゴールデングローブ賞主演男優賞を獲得しました。
Amazonで配信されています。
コン・エアー
不幸な事件から殺人の刑を受けたキャメロン・ポー(ニコラス・ケイジ)は
出典 : コン・エアー/Amazon(アマゾン)公式サイト
過酷な刑務所での8年間を耐え、模範囚として釈放を手に入れた。
服役中に生まれた8歳の娘の誕生日に、
故郷アラバマまで移送する《コン・エアー》に乗り込むが、
それは新たな悪夢の始まりとなった。
「超凶悪犯専用の輸送機」がハイジャックされて、内容的に非常にヤバい展開の映画です。
元米陸軍レンジャー部隊である「ニコラス・ケイジ」の演技がみどころです。
個性的な超凶悪犯との微妙な「駆け引き」や「やり取り」は
本作品の骨格となります。
クライマックスでコン・エアーがラスベガスのホテルに激突するシーンは、廃業し解体予定だったラスベガスの名物ホテル、サンズ・ホテル(en)にて撮影。15台ものカメラを用意し、買い取った廃棄旅客機を突っ込ませ、一発撮影を実施した。構想段階ではカジノ、ホワイトハウスが検討されていた。
Wikipedia
本場のアメリカの映画は、こういうところで「本気度」を出して
作品に適度な「緊張感」をプラス(加味)させます。
そしてストーリーの完成度を最大限に高めて、観衆を魅了させるのですね。
この作品はとても刺激的な内容なので、我を忘れて楽しめます。
Amazon、
で配信されています。
まとめ
ニコラス・ケイジさんの主演している作品を
まとめました。
このかたは誰かとうまく絡んで、
そこでさらに味の増す演技が光り、
彼の個性が一層際立つという印象を受けました。
ゴールデンラズベリー賞(最低の賞)にも数多く選出されています。
かなりいろいろな「役」に挑戦して
最高の賞を受賞したり、最低の賞の受賞していることに注目すると
やはり「ハリウッドスター」なんだな、と感慨深くなります。
これからも
ニコラス・ケイジさんの一層の活躍を心から祈っています。